夜勤専従の介護士という働き方があります。介護施設において夜勤のみで働くという方法です。夜勤専従で働く方法は、体内時計が狂ってしまうというマイナス面はありますが、メリットが先行する働き方だとされています。
一番は夜勤手当が大きく付く点です。16時間勤務の場合、日勤2日分+夜勤手当の支給となるため、月10日ほどの勤務で常勤介護士に近い月収が得られます。また、転職しやすい点が挙げられます。夜勤専従の働き方は人間の生理現象に反した働き方となるため、敬遠されがちです。こういったことからも、採用の可能性が高いメリットがあります。
また、夜勤帯は介護対象者が基本的に就寝中の時間帯です。排泄介助や朝の身支度、朝食介助などの仕事はありますが、日勤の介護職と比べると仕事量は少ない点はメリットとなります。介護のスキルは求められる事業所が大半ですが、国の法律では「夜勤の介護は無資格でも可」としています。日中の時間帯を利用して資格取得を目指すこともできるでしょう。
夜勤専従の介護士へ転職する方法は、近道として転職サイトの利用がおすすめです。夜勤従事者の採用は人柄重視、スキル重視など事業所によって条件を細かく設定していることが多いからです。自分にとって転職しやすい職場探しができるとともに、アドバイザーの助言をもらいながら転職に向けたスキルを補うことも可能です。仲介役として転職サイトのアドバイザーが面接に立ち会うこともあるため、心強いところもあるでしょう。
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